【登録者1500万人超】フィリピン最大級の音楽メディアWish107.5、見学においでって言われたから乗り込んでみた!

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【登録者1500万人超】フィリピン最大級の音楽メディアWish107.5、見学においでって言われたから乗り込んでみた!


■フィリピン最大級の音楽メディア「Wish107.5」とは?

フィリピンのFMラジオとしてスタートしつつ、デジタル(特にYouTube)でも大きく伸びた音楽メディアです。2026年1月時点でチャンネル登録者は約1,580万人、累計再生は約79億回に到達していて、フィリピンの音楽系チャンネルとしても最大級の存在感。Wish FMというラジオは今も放送しており、グラブドライバー、タクシードライバーの方にすごく人気です。

名物「Wish Bus」とは?

Wishの象徴が、“本物のバスの車内をスタジオ化した”Wish Bus。冒頭のYouTubeからも分かるように、ここで収録される「Wishclusive」は、バスの中で録る“ライブ一発撮り”の空気感が魅力で、演出よりも歌と演奏の強さがそのまま届く設計になっています。前述の登録者数1,580万人を誇るチャンネルは、この番組の歌唱パフォーマンス部分をアップロードした形式になっています。もちろん事前に告知も行っており、有名アーティスト出演の際は沢山の人が観覧に訪れます(無料)。つまりWish Busは、単なる撮影場所ではなく、ラジオブースと生演奏の臨場感をそのまま外に持ち出す“走るスタジオ”です。

ちなみに、このバス型スタジオのアイデアを考案したのは、運営会社の代表であり、放送・メディアの第一線で長く活動してきたダニエル・ラゾン氏です。Wish Busは現在、フィリピン国内で2台体制で運用されているそうで、時々セブ島でも見かけるのですが、輸送しているのか?もう1台がセブにあるのか?は、今度聞いてみたいと思います。

「Wish Music Awards」とは?

「Wish Music Awards」は、Wish 107.5が主催する、フィリピンの年次音楽アワードです。OPM(Original Pilipino Music)を軸に、楽曲・アーティストだけでなく、Wish Bus内で収録されるパフォーマンス(Wishclusive)も“作品”として評価対象に入ってくるのが特徴です。開催規模もかなり大きく、第11回は2026年1月11日にAraneta Coliseum(Quezon City)で開催します。受賞は基本的に審査員投票と一般投票(ファン投票)の合算で、第11回は “審査員75%+一般25%”とのこと。

また、このアワードの大きな特徴はチャリティー色の強さです。第11回では、Wishclusive/Song/Artistにまたがる主要19カテゴリーで、受賞者が10万ペソ(約27万円)を支援先へ寄付できる仕組みが用意され、今回は支援先はフィリピンがんセンターとのことです。ダニエル氏は学校も運営しており、放送メディア界を目指す若者に、学費・諸費用だけでなく、教科書や制服、食事(昼食)なども含めて無償で学べる環境を提供しています。こうした社会貢献への姿勢が、Wish107.5の随所に自然と表れているように感じます。音楽を盛り上げるだけでなく、チャリティーや支援を組み込み、「どう社会に還元するか」まで含めて設計しているところが、Wishらしさなのかもしれません。

第10回 Wish Music Awards

■第11回 Wish Music Awardsノミネート発表会 へ行ってきた

今回、業界向けのノミネート発表会にも参加してきました。会場はケソン市にあるEton Centris Elementsで、イベント自体は小規模ながら、Wish 107.5が配信も行う「業界の空気を共有する場」という雰囲気。レーベル関係者や番組サイド、アーティストが集まり、ノミネート発表を見守りました。

現場で印象的だったのは、トレンドの肌感がその場で確認できたこと。例えばSony Music Philippinesからのコメントでは「ジャンルに縛られない新しいアーティスト」への期待が語られていて、今のOPMがどこに向かっているかが一段クリアに見えました。

また、今回は主催会社からの招待で来場していたこともあり、ゼネラルマネージャーのジェイ氏ともご挨拶させていただき、現場のみなさまとも交流。2026年1月11日開催の11th Wish Music Awardsも楽しみです!


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